5月13日(水)、寮の子どもたちが通う会田中学校で、音楽家(※)の松武秀樹さんとその音楽仲間たちの音楽教室を開きました。
当初、松武秀樹さんひとりの予定でしたが、せっかくなら音楽仲間も一緒にということで、氏家克典さん、比山貴咏史さん(ヴォーカル)も参加していただきました。
(※)松武さんの肩書「日本シンセサイザープログラマー協会(JSPA)副会長」「作・編曲家」「プロデューサー」「シンセサイザープログラマー」「演奏家権利処理合同機構副理事長」「4人目のYMO」‥‥→或る紹介サイト。
以下は、当日の準備・リハーサル風景。
本番では、
まず、いろんな音の波形ごとに音を聞き比べて、音を作るシンセサイザーの仕組みを松武さんが実演、
そのあと、シンセサイザーを使って、中学生たちが
風の音(1年生)、
猫の声(2年生)、
口笛の音(3年生)
作りに挑戦。
それから、比山さんの声を元に作った複数の合成音声を再生しながら、比山さん自身の生の声で一緒に歌ってもらい、両者の声を聞き比べるという珍しい音楽体験をしました。
(信濃毎日新聞 2015年5月14日朝刊)
音楽教室のあとは、寮で、子どもたちと交流会。子どもたちは、やっぱりシンセサイザーを実際に手にとっていじってみたいと、音楽教室の二次会となりました。
松武さんと氏家さんの手取り足取りの解説と子どもたちの実演で、あっという間に交流会の時間が終ってしまいました。子どもたちと一緒に夕食を共にして、東京に戻られました。
会田中の音楽教室が終って、車に楽器を片付けた3人の皆さん、目の前に広がるいろんな波形をした美しい山々に見とれ、北アルプスを見渡す、学校のグラウンドに見とれ、ここで演奏会を開いたらさぞかし音響が素晴らしいだろうなと、今度は秋の松茸の季節の頃に訪問したいと感想を漏らしました。
本日のテクノ音楽スクール・松本四賀版の松武校長、氏家教頭、比山さん、貴重な音楽体験をありがとうございました!
会田中学校の前に広がる様々な波形をした山々。
(たまたま雲がかかっていましたが)北アルプスが一望できる会田中学校のグランド。