5月31日に2015年度の通常総会を松本市里山辺公民館で開催し、新たに音楽家の松武秀樹さんの理事就任が承認されました。
松武秀樹さんは、5月13日に、入寮生が通学する会田中学校で音楽教室を開き、その後、寮で入寮生たちと交流しました(->その記事)。
以下、新理事の松武秀樹さんの紹介です。
【一言メッセージ】
僕たち音楽家ができる事は、音楽を通して未来を担う子ども達に「夢」を与えることです。
【プロフィール】
1951年生まれ。1970年の大阪万博アメリカ館で、シンセサイザーとコンピュータを組み合わせて演奏されていた「スイッチド・オ ン・バッハ」を聴き、新しいフィールドに大いなる興味と関心を抱く。
20歳から冨田勲氏のアシスタントとして、当時日本には数台しかなかった“モーグ・シンセサイザー“による音楽制作のスタッフを経験。
独立後もシン セサイザー・ミュージックの可能性を追求、モーグ・シンセサイザー・プログラマーの第1人者としてロック、ポップス、CM音楽のレコー ディングに参加する。
1978年、矢野顕子のアルバム『トキメキ』のニューヨーク・レコーディングにおいてデジタル・シーケンサーを使用。坂本龍一のソロ第1 作『千のナイフ』 への参加をきっかけに、1978年~1982年にかけて、サウンド・プログラマーとしてYMO作品に参加し、数々の伝説的なレコーディングを経験。
また、ワールド・ツアーを含めたYMOライブにも帯同。通称”タンス・シンセ”と呼ばれる巨大シンセを操りながら世界に大きな衝撃を与え、 「YMO第4のメンバー」と称される。
1981年には自身のユニットであるLOGIC SYSTEMを結成し、現在までに15枚のアルバムを発表。
その内の2枚は世界8ヶ国でリリースされた。